プロセカの3DMVについて

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どうも、バレルです
今回はタイトルの通りプロセカの3DMVについて自分の考えをまとめるついでに紹介しようと思った次第です ちょうど1周年ですし

このゲームに実装されている楽曲のうち一部の物には3DMVが製作されていて、公式YouTubeではそのフルサイズをほぼ全て見ることができます まじで比喩じゃなく暇さえあれば見てる 飽きを教えてくれ

5ユニットいるのでそれぞれ紹介していこうと思います

 

 

 

・Leo/need(レオニ)

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最初に紹介しといてなんだが、3DMVの観点で言えば5ユニット中もっとも異色なユニットだと思う それというのも

  • 唯一のバンドユニット
  • ダンスをしない(手持ち無沙汰になりがちな咲希(Key.)がちょっと踊るくらい。可愛い)
  • センターの概念がない(一歌(Vo.)が固定のためか)
  • 公式 3DMVに登場しているバーチャル・シンガーが初音ミクしかいない
  • 必ず4人+ミクの組み合わせ

と、例外的な側面がめちゃくちゃ多い 

説明し忘れたが、それぞれのユニットごとに”セカイ”というキャラクターの思いを映し出した不思議な世界が存在しており、3DMVの舞台もそこである(レオニで言えば「教室のセカイ」)
この教室のセカイという舞台も合わせて、画の変化が少なく3DMVの幅が狭いんじゃないかと当初は感じていた

しかし、『タイムマシン』で咲希(Key.)の楽器がキーボードからグランドピアノに変わったり、飽きさせない工夫が凝らされているのが注目点だろう

さらにこのユニットの特色と言えるのが、窓からの景色を使って時間や天気の表現がしやすところにあると思う

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楽曲の雰囲気に合わせた風景を3DMV内に自然に入れられるのがこのユニットの強み

レオニのメンバーの苗字にも空に関係した文字が含まれているのもあり(星乃、天馬、日野森、望月)、このセカイはぴったりである

バーチャル・シンガーがミクしか登場していない点についてだが、メインストーリーには鏡音リンなどはすでに登場している ただバーチャル・シンガーごとに担当楽器が違う?所為か(確かMEIKOはドラム担当)(違ったらごめん)、他のユニットと違ってミクの位置をそのまますげ替えるということが難しいのかもしれない バンドユニットという設定が枷になっている感は否めない 2年目に期待

 

 

 

・MORE MORE JUMP!(モモジャン)

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正統派なアイドルユニット 舞台はステージのセカイ

彼女らの3DMVの特徴はアイドルであることを生かしたカメラワークにある
他のユニットに比べてステージから見た景色や観客側から見上げたような景色が多用されている
アイドルと切っても切れない関係である観客の存在を意識した3DMVである

ステージ自体にはMVによってそこまで大きな変化はないが、後ろの大画面に別カメラの映像が流れているのもいい

振り付けもアイドル同士の目配せなど、非常にアイドルらしいもので再現性に驚かされる
ごめんなさい嘘つきましたリアルアイドルのステージとかはよくわかりません オタクの言う「リアリティがある」はあてにならん

最初こそアイドル然とした可愛い楽曲も多かったけれど、『天使のクローバー』でその印象が覆された めちゃくちゃカッコイイので一見、一聴の価値あり

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music by DIVELAが強すぎる

 

 

 

・Vivid BAD SQUAD(ビビバス)

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男女混合のストリートユニット 舞台はストリートのセカイ

屋外でのダンス(”セカイ”は異世界なので外もクソもないが)なので開放感があり自由な印象を与えるユニット 奥行きがあるのも一助となっている

男女混合ということで『威風堂々』『drop pop candy』といったエロMMDで散々聞いたかっこいい曲も可愛い曲も両方をカバーできるのが素晴らしい 同じセカイとは思えないほど様相が変わる 
もともと男女別のグループだったのが合体したユニットであるためか、男子のみ女子のみで踊る楽曲も多い
最初は男子は男子の、女子は女子の振り付けといった風に分かれていることが多かったようだが、『シネマ』を皮切りに男女ペアでの振り付けも増えてきてキャラクター達の成長度合いも感じられる

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ビビバスに限らないが、こういった原曲MVを踏襲した表現も秀逸

 

 

 

・ワンダーランズ×ショウタイム(ワンダショ)

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ミュージカル楽曲を多分に意識したショーユニット 舞台はワンダーランドのセカイ

見た目通りの華やかで楽しげなユニット……と思いがちだがそうは問屋が卸さない
劇団という体を利用してダークな雰囲気のある楽曲でも見事に演じ、こなしていく
そもそもこのユニットを意識した楽曲を書き下ろしたのが、明るい曲調の中に少し暗い雰囲気を漂わせる歌詞を書くことに定評のあるピノキオピーである時点で察されるものはある

3DMVもこれまたショーという体で賑やかになんでもござれ
ビビバス同様男女混合だが、設定としては各々男女ペアでのつながりの方が強いのでまた違った演出を楽しめる 男性のみの3DMVも少ない

踊っている場所がショーステージなので、スポットライトや舞台幕を違和感なく効果的に使用できるのがポイント

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ショーステージということをふんだんに生かした演出がされたのがこのMV

かっこよかったり可愛かったりするビビバスに対して、楽しく愉快でそれだけにとどまらない不思議な魅力を持ったMVが大きな特徴

 

 

 

・25時、ナイトコードで(ニーゴ)

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アンダーグラウンド系の楽曲を制作するユニット 舞台は誰もいないセカイ

誰もいないと銘打ってはいるが誰もいないだけで3DMVには噴水などが必要とあらば出てくる
なんなら物の増え方はワンダショより自由かもしれない 真っ白なキャンバスの方がっていうあれなんですかね知らんけど

メンバーとしては引きこもりに感情を失った子、陰険自撮り女と、およそ踊れるようなメンツではない

歌唱する楽曲の傾向もあってか、ダンス自体はおとなしいものが多い
基本的に薄暗くわずかに光が差し込むのみで、茫洋としたセカイのはずだがどこか閉塞感がある

MV内でメンバー同士が目を合わせることがほとんどなく、それぞれが違う場所を見ていたり下を向いていることが多い モモジャンとは正反対である

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各々が心に抱える思いを胸に歌う曲が多い

 

 

 

※これらの他にも初音ミクのみが歌い踊っている『Tell Your World』や、ユニットの垣根を越えたMVもあるが、数が少ないのと特徴としてはモモジャンに近いものなので今回は割愛

 

 

 

ここでは書ききれないものがたくさんあって出来も素晴らしいのでぜひYouTubeチャンネルで見て欲しい

3DMVゲームサイズ - YouTube

 

のんびり記事書いてたらアニバーサリーソングの3DMVが公開されてしまった

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

 

 

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ウインクが好きすぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

まじで良い 自分の中にこんな感情があることに初めて気づいた

3DMV自体は踊りを全体に届ける形で、言うならば面と面のイメージなのだが、ウインクは個人から個人への、言わば点と点のイメージなのである
「今推しが俺の方見て笑ってくれた」ってやつだ ありえん気持ちよすぎる

気持ちよすぎて全3DMVでウインクの回数を計測してしまった 気持ち悪すぎる

 

3DMV内で確認出来たもののみ計測(バーチャルライブまで確認するのは面倒) 漏れは許して

 

  • セカイ ・・・ミク 3回  1回
  • ワーワーワールド ・・・ミク 2回 みのり 4回 こはね 1回
  • Tell Your World   ・・・ミク 2回 
  • アイドル親衛隊 ・・・ミク 3回 みのり 2回  1回
  • Ready Steady   ・・・ミク 1回
  • セカイはまだ始まってすらいない ・・・ 1回
  • ロキ ・・・ミク 1回 咲希 2回
  • ハッピーシンセサイザ ・・・みのり 1回 愛莉 1回
  • 劣等上等 ・・・こはね 1回  2回
  • スイートマジック ・・・リン 6回  1回 えむ 3回  1回 ※
  • ニア ・・・ミク 1回?(俯瞰で見づらい) みのり 1回
  • ダンスロボットダンス ・・・ミク 6回 寧々 1回
  • メルティランドナイトメア ・・・ミク 1回 愛莉 1回
  • potatoになっていく ・・・ミク 2回  1回
  • Forward ・・・ 1回
  • チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ! ・・・えむ 2回
  • drop pop candy ・・・リン 1回 ルカ 2回  4回
  • 威風堂々 ・・・彰人 1回
  • お気に召すまま ・・・レン 1回  2回
  • シネマ ・・・彰人 1回
  • トンデモワンダーズ ・・・ 2回 えむ 3回
  • アイスドロップ ・・・愛莉 2回

※手で筒を作って覗いた形だったり、明らかに類に向けた司のウインクがあったりと要審議 こっちを向け天馬司

 

ニーゴが一切ないのはわかるとして、レオニも著しく少ないのは意外だった 演奏に余裕を見せている時の咲希がした程度
全体的にミクの回数が多めなのは、登場頻度が高いのもあるが場慣れしていることの証明だろう

2年目からは3DMVの舞台が増えるとのことだったが、とりあえずウインクも軽率に増やして欲しい 本当に